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ロンドン・NY大西洋横断クルーズ プリンセスクルーズ ロイヤルプリンセス


18年9月13日(木) ハンブルグ 曇りのち快晴

朝7時起きるともう接岸中でした。
8時にサバチーニで朝食を取ったあとは部屋にもどり上陸準備です。

ところで、気温ですが朝方は19℃程度で半袖では寒く感じます、特に日陰では。でも、太陽が当たってくると今度は暑く感じてしまう気温に急上昇し23度程度なので長袖のシャツ1枚で十分でした。

9時過ぎに上陸。接岸したハンブルグクルーズセンターは驚いたことに40フットコンテナーで構成された簡素なものです。でもQM2が大西洋横断クルーズ時に3度に1度は訪れているからかQM2に関係した表示が多いのは良かったですね。

ターミナルを出て右手を周回するように進むとマリタイムミュージアムが見えてきました。
ビルの前には、大きなプロペラが展示されているのですぐに分かりました。
このプロぺラですがバルチラ製でブロームアンドホス造船所で使用されていたものと記載があります。

中に入ると、時間を忘れるほど内容が豊富です。帆船模型が最も多いのですが4階は制服や海軍関連グッヅ。
3階は通信、航海計器などが。
でも私の目当ては長さ7㎥強の巨大なQM2の模型だ。でもただの模型ではありません。

レゴでできているのです。
しかもQM2がドック入渠中で作業が行われているところを再現しているので労働者や設備まですべて本物そっくりにレゴで作成されているのには驚かされます。

とにかく7mもの大きな模型で、細部まで丁寧に作られていますので飽きることなく見続けました。
いやー、これはすごかったですね。
是非、ハンブルグに行くことがありましたらお出かけくださいね。

続いて、向かったのはタイタニックのレシプロケィテイングエンジン精密模型でした。

とにかく、あくことを知らずに夢中になって2時間を博物館で過ごしてしまいました。
お土産には2019年ハンブルグクルーズカレンダーを買いもとめます。

そのあと、市役所庁舎広場、レンガ倉庫街、ショッピング街、最後にミカエル教会を見て徒歩で船に戻りました。
尚、便利なハンブルグカードは9.5ユーロですがすべての乗り物に仕えて便利です。

船に戻ってきたのが3時過ぎだから約6時間の観光でした。さすがに疲れました。

帰船後コンシェルジュラウンジでオレンジジュースを飲んだ後、16階でノヒートにフライドポテトを注文、それらをもってキャビンへ戻った。

また、船から市街地を見ると5つの教会の尖塔が建っていて、左からセイント・ミカエルチャーチ、ニコライ記念堂、セイントキャサリナチャーチ、そして、セイントペトリチャーチにセイントヤコブチャーチなのでこれを頭に入れておくと今いる位置が分かりますね。
ところでMSCも入港していましたが、ここはクルーズセンターから遠く離れたKleiner Grasbrookの岸壁で不便そう。

嘘でしょう!キャプテン
その日の夕方7時、キャプテンから特別アナウンスが。

いつものように、出港と明日以降の天気や海象のことを説明するのかと思っていると。

ベルリンまで列車で行った(片道2時間は必要)ツアー船客の帰船が遅れておりこのまま出港を待つ。

=>まあ、こんな話は別に珍しくもないので人迷惑な人達としか思わなかったのです。

しかし、このエルベ河は本船のような大型船はすれ違うことが出来ないので今出港できなければ巨大コンテナー船の入港を優先せざるを得ないので本船は21時(午後9時)の出港になるとのこと。

=>ええ、入港時はまだ未明で暗すぎたので見えなかったエルベ川周辺の景色が見れると楽しみにしていたのに9時では真っ暗でアウト。 まあ、でもこれも仕方がないとあきらめた。

ところがキャプテンの話はさらに続く

=>なに!!、話がすごく長い、まだ何かあるわけ!と思った時にさらなる衝撃的なお話をなされました。

ここにきて、こんなことが起こるとは!

以下が、キャプテンのお話しでした

  • 現在、ハリケーンが英国に向かって来ております。
  • 安全を第一に考え
  • スケジュールを変更いたします。


=>まあ、それは仕方がないけれども…….

  • まずベルゲンには向かいません。


=>え!ええ!、楽しみにしていたのになんてこと。

  • アイルランドのベルファストも抜港です


=>えええええ、ほんまかいな!?タイタニックの港で楽しみにしていたのに。まさか、、、、

  • そのまさかです。セイントジョンも抜港です。


=>冗談やろ。キャプテンの話が夢であってほしい・・・・・

発表最後に南回りの大西洋横断に切り替えるとのこと。

つまり次港はビゴ(スペイン)で、そのあとポルトガルの港は検討中。以上

早速、天気予報を調べたら、以下のようになっていた。