今月の話題
2002年12月
  今後、クルーズ業界で流行が予想される新たなクルーズでの試みをリポート

(1)ノルエイジャンクルーズの新聞サービス

ナンダそんなこと?と思われるますがクルーズ船では初めての試みなのです。
乗船客は洋上を走るルームバルコニ-のデッキチェア-にもたれながら朝のコーヒーと新聞を読む、そんなことが実現します。勿論新聞は全て船上でコピーされたものですがお好みの新聞からチョイスできます。
(2)キュナードの新ラゲッジフリーサービス

あの重くて大変な乗上下船時の荷物を家又は船にお届けするサービスを開始しました。
世界的宅配業者DHL社と組んで行うこの新サービスは呼んで”新White Star Luggage Service”。これには税関検査などの手続き代行サービスに保険つきそして部屋まで届けてくれますので本当に何も持たずに乗船が出来るようになるとても便利なサービスです。

尚、対象のクルーズはキュナード社の3-107日間クルーズで料金は重量と港の場所によって異なります。例えば、30ポンドの重さの荷物を米国の自宅から英国のサザンプトンの船室までの場合約$200米ドルほどです。

但し60ポンドが最大で $350米ドルとなっています。また、帰りの英国から米国の自宅のケースではこれらに50米ドルを加算したものとなります。専用の無料電話番号は 888-491-0774で最低2週間前の発送となります。それ以後の場合にはエキストラ別料金が掛かってきます。
(3)ハリーポッターファンには吉報
ロイヤルカリビアンクルーズは特別に家族向けに作られた4日間のクルーズを発売します。
題して"Magical Tour of England"と名づけられたこのクルーズでは映画”ハリーポッター”の撮影に使われた場所を巡ります。 尚、クルーズは7月6日、18日そして8月11日発です。ただ、英国まで行くのが少し大変ですが駐在員のご家族の方々には良いかも。
(4)こんな大型クルーズ船にもペインティング?

12月5日に就航予定のノルエイジャンドーン号にはグラフイックデザイナーのケイスアレンさんの手による大きな絵が船体前部に描かれています。
右舷側にはイルカが並に踊る姿が左舷には自由の女神が描かれ本船の就航する地域のことを表現しています。
また、本船は、運航上でも初めて試みとしてニューヨークとフロリダそしてカリブ海と延びる航路では主要港どこからの乗下船が可能なクルーズを行います。
尚、12月16日本船はニューヨークでお披露目のパーテイを催しその後、12月21日マイアミ発の東西カリブ海クルーズを予定しています。
(5)オランダアメリカライン世界一周の輪切り販売

これまでにも有りましたが今回のは香港・大阪間をのぞいて16日間区切りだという事です。
オランダアメリカラインのアムステルダムによる今度の世界一周では、人生で一度は経験してみたい憧れの船旅”世界一周”でも時間がお金がそこで登場させました。

予定

1月4日フォートローダーデール発ロスアンジェルス帰着の108日間クルーズではまずフォートローダーデールからリオデジャネイロまでの16日間、リオ1月20日発南米南端のケープホーン経由でチリのバルパライソまでの16日間、2月9日発バルパライソからシドニーまでの16日間;3月16日シドニーから香港までの16日間、3月27日発香港から大阪までの10日間、4月6日大阪発ロス間の16日間となっています
クルーズ各社が最近発表の新企画
  来年の日本丸の世界一周クルー

上記同様のプランが商船三井客船の”ここのりプラン”クルーズでも乗船日数が連続で9泊10日以上条件で輪切り販売されています。


但し、上下船できる港は世界の主要港に限定されてはいますが。
ニューヨークのアムステルダム号
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