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2002年10月
(プリンセスクルーズ

さよなら!”パシフイックプリンセス”
この欄では先月新らしいパシフイックプリンセス号が11月18日に就航することを取り上げましたが、今月は逆に去っていく現在パシフイックプリンセス号です。

本船は今年に入って5月までは今の航路先であるバミューダに係船されていましたがシーズンに入り再度最後のニューヨークとバミューダ間のクルーズに就航しています。 そして、今月の10月27日ニューヨーク帰着が最後の航海となります。下の写真は最近のバミューダでの写真です。
要目 パシフイック
プリンセス
にっぽん丸 スーパースター
カプリコ−ン
就航年度 1971年 1990年 1973年
総トン数 20,186 21,903 28,388
全長 168.74m 166.4m 205.46m
24.64 24m 25.2m
船客数 640名 607名 1,375名
クルー数 350名 160名 363名
本船に近いクルーズ船との比較
実は日本でもおなじみのスタークルーズのスーパースターカプリコ−ン号も既に現在のマーケットの要求に合わなくなっていて売船の話が持ち上がっています。このように世界のクルーズ市場では2万トン程度の船では採算が既に取れなくなっているようです。

    そこで心配にされるのが以下の比較で我が国の飛鳥やにっぽん丸なのですが?
なぜ、もう使われないの?
覚えていらっしゃる方もいると思いますが本船は今から25年にもなりますが1976-1977年にはTVで人気沸騰した初代の”ラブボート”で撮影に使われたことで有名です。そうです、あのラブボートです。 但し欠点も有って、あの頃からローリング(横揺れ)が少し難点でした。 懐かしい反面これがバミューダとの別れかと思うと寂しい気持ちで一杯になります。
上の表でよく見てもらいたいのがパシフイックプリンセスの船客数に対するクルーの数でいかに優れたサービスが行われていたかが分かります、実際、朝食も部屋まで運んでくれました。
また、たった640名なのにプールは2つもあり、そしてバミューダ停泊中のナーバルドックではクルーと船客の綱引き大会、バーベキューパーティが恒例でコミュニケーションとホスピタリティはこのクラスの船としてはベストです。
Love Boat
では最後に本船は1974年に現在のプリンセスクルーズのフリートに入り船名を以前のシーベンチャー号からパシフイックプリンセスに変更後はや28年間、本当にご苦労さまでした。!思い出の写真を貼り付けて ボンボャ−ジ
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