2004年1‐2月
| 地中海クルーズ船主の破綻 |
更なる倒産
実は他にも1月に入って倒産した船社があったのです。
それは、わずか8ヶ月前に設立された”オーシャンクルーズクラブ”で、同じくチャプターイレブン（日本の会社更生法）を申請して年初に実質倒産しました。
航路はポートカナベラル発バハマおよびキーウエストの低価格ショートクルーズ路線だったのですが意外なほど当初より不人気だったのが主原因といわれています。。
それにしてもいくら小型の船主だからといって、僅か8ヶ月での倒産はもはやクルーズに対する不信感さえ抱きます。
運航していた”ミラージ１”号は 1973年建造で最初はフェリーとしてレビューしその後３０年間転々としていたが昨年よりこの船主にて運行されていたのである
実は他にも1月に入って倒産した船社があったのです。
それは、わずか8ヶ月前に設立された”オーシャンクルーズクラブ”で、同じくチャプターイレブン（日本の会社更生法）を申請して年初に実質倒産しました。
航路はポートカナベラル発バハマおよびキーウエストの低価格ショートクルーズ路線だったのですが意外なほど当初より不人気だったのが主原因といわれています。。
それにしてもいくら小型の船主だからといって、僅か8ヶ月での倒産はもはやクルーズに対する不信感さえ抱きます。
運航していた”ミラージ１”号は 1973年建造で最初はフェリーとしてレビューしその後３０年間転々としていたが昨年よりこの船主にて運行されていたのである
地中海クルーズと言えばギリシャエーゲ海クルーズそして、その代表船主がロイヤルオリンピックとフェスティバルクルーズの２社。ところがその２社に悪雲が垂れ込めたのです。
まず最初はロイヤルオリンピッククルーズの倒産です。
昨年クリスマス前の12月17日グループ船主８つのうち2つが日本の会社更生法に当たるチャプターイレブンを申請し倒産した。しかもそれらは２つとも最新鋭の高速クルーズ船を所有するオリンピアボイジャー号の船主であるオリンピックワールドクルーズ社Olympic World Cruises, Inc.とオリンピアイクスポーラー号の船主であるロイヤルワールドクルーズ社Royal World Cruises, Inc., だったのです。
2つの船主の保証は親会社であるロイヤルオリンピック社がおこなっていたので自動的に親会社も倒産することに！。これによって12月22日のオリンピアイクスポーラー号のクルーズはキャンセルされ 米国に寄港できないのでメキシコのエンセナダに急遽寄せて船客を下ろすことに。そしてカリブ海クルーズ中のオリンピアボイジャー号はフォートローダーデールすぐにでも戻りたかったがセイントトーマスにて待機後係船されました。
影響：このロイヤル・オリンピック・クルーズはギリシャのピレウスを基地に地中海、エーゲ海クルーズを運航していて日本人旅行客にも広くツアーなどで利用されていました。
ギリシャで最大のクルーズ船会社で7隻の船を保有し、コースも人気の3泊4日、4泊5日過去、エピロティキライン、サンクルーズが合併して出来たこのクルーズ船主は7泊8日クルーズとフルラインでおこなっていたのできっと所有船のトリトン（14,000トン）ステラオセアニス（5.500トン）ステラ・ソラリス号（18,000トン）、ワールド・ルネッサンス号（12,000トン）、オデッセウス号（12,000トン）オリンピックカウンテス（18.000トン）などの船名は聞かれたりパンフレットで見たことがあるはずです。
まず最初はロイヤルオリンピッククルーズの倒産です。
昨年クリスマス前の12月17日グループ船主８つのうち2つが日本の会社更生法に当たるチャプターイレブンを申請し倒産した。しかもそれらは２つとも最新鋭の高速クルーズ船を所有するオリンピアボイジャー号の船主であるオリンピックワールドクルーズ社Olympic World Cruises, Inc.とオリンピアイクスポーラー号の船主であるロイヤルワールドクルーズ社Royal World Cruises, Inc., だったのです。
2つの船主の保証は親会社であるロイヤルオリンピック社がおこなっていたので自動的に親会社も倒産することに！。これによって12月22日のオリンピアイクスポーラー号のクルーズはキャンセルされ 米国に寄港できないのでメキシコのエンセナダに急遽寄せて船客を下ろすことに。そしてカリブ海クルーズ中のオリンピアボイジャー号はフォートローダーデールすぐにでも戻りたかったがセイントトーマスにて待機後係船されました。
影響：このロイヤル・オリンピック・クルーズはギリシャのピレウスを基地に地中海、エーゲ海クルーズを運航していて日本人旅行客にも広くツアーなどで利用されていました。
ギリシャで最大のクルーズ船会社で7隻の船を保有し、コースも人気の3泊4日、4泊5日過去、エピロティキライン、サンクルーズが合併して出来たこのクルーズ船主は7泊8日クルーズとフルラインでおこなっていたのできっと所有船のトリトン（14,000トン）ステラオセアニス（5.500トン）ステラ・ソラリス号（18,000トン）、ワールド・ルネッサンス号（12,000トン）、オデッセウス号（12,000トン）オリンピックカウンテス（18.000トン）などの船名は聞かれたりパンフレットで見たことがあるはずです。
船旅名人からのワンポイントアドバイス！！
次はフェステイバルクルーズです
２００４年１月１８日今度は同じくギリシャを代表するあのフェステイバルクルーズの２隻が差し押さえられました。
その船達は、あのジェノアで首脳会議で利用されたことで有名になったミストラル号とヨーロピアンスター号でそれぞれフランスのマルセーユ港とスペインのバルセロナ港で差し押さえられたのです。
影響：これによって船客は強制的に下船させられその後のクルーズは全てキャンセルとなりました。また、他の所有船に関する情報はいまだ詳細不明ですが追って同じ結果となるはずです。上の写真はギリシャのピレウスに入港時のものです。
２００４年１月１８日今度は同じくギリシャを代表するあのフェステイバルクルーズの２隻が差し押さえられました。
その船達は、あのジェノアで首脳会議で利用されたことで有名になったミストラル号とヨーロピアンスター号でそれぞれフランスのマルセーユ港とスペインのバルセロナ港で差し押さえられたのです。
影響：これによって船客は強制的に下船させられその後のクルーズは全てキャンセルとなりました。また、他の所有船に関する情報はいまだ詳細不明ですが追って同じ結果となるはずです。上の写真はギリシャのピレウスに入港時のものです。
偶然、２社の代表船がベニスですれ違いました
ミストラル号
ヨーロピアンスター号
地中海クルーズを計画されている方は当面延期されるほうが無難でしょう。
というのも、大手２社の倒産の余波はこれからであって思わない方面で連鎖倒産などが起こりうることが第一。そして需要（船客数）はあんまり減少しないのに船つまり供給サイドが大きく減ることから他の船社は強気で高い料金に悪いサービスが予想されてくるからです。
いずれ、大手の船社コスタクルーズ、ロイヤルカリブグループなどが本格的に大型船をこの方面にシフトしてきますのでその時まで待つのが得策です。
というのも、大手２社の倒産の余波はこれからであって思わない方面で連鎖倒産などが起こりうることが第一。そして需要（船客数）はあんまり減少しないのに船つまり供給サイドが大きく減ることから他の船社は強気で高い料金に悪いサービスが予想されてくるからです。
いずれ、大手の船社コスタクルーズ、ロイヤルカリブグループなどが本格的に大型船をこの方面にシフトしてきますのでその時まで待つのが得策です。
実際、１月.19日にカーニバルはフインカンテイアリ造船所にコスタクルーズ向け新造船を発注しました。
本船はこれまでのコスタ保有船では最大の112,000総トンで、右の写真のカ−二バルコンクエスト号と同じ大きさです。
完成就航予定は２００６年夏です.
本船はこれまでのコスタ保有船では最大の112,000総トンで、右の写真のカ−二バルコンクエスト号と同じ大きさです。
完成就航予定は２００６年夏です.
カ−二バルコンクエスト号
