(2001年11月1日)
10月20日のクルーズニュースで報告済みのクラシックボエジャー社の保有船インディペンデンス号が昨日思い出のNO19ピアーから最後の別れを行った。見送りの人達からの”21年間本当にありがとう”の声などに送られゆっくりとてサンフランシスコに向け出航したが乗客はなく寂しさは隠せなかった。遠ざかるアロハタワー、ワイキキダウンタウン そしてダイヤモンドヘッドきっと50年前新造直後からの思い出が彼女の中で走馬灯のように浮かんでは消え、そしてその中でももっとも華やかだったこの21年間のハワイ諸島クルーズを思い出しているかのようだった。今日は彼女の思い出の姿を写真中心に特集します。
”ありがとうインディペンデンス号”
インディペンデンス号の思い出の雄姿
要目 :1951年米国で建造、20,221総トン867名乗り
全長208.01mx幅27.18mx喫水9.19m
遠ざかる思い出のワイキキ港 アロハタワー
向かい側の岸壁には”ノルウエージャンスカイ”号の姿
昨晩のワイキキはインディペンデンス号との永久の別れを惜しむかのように雨交じりの曇り空!ハワイのみんなが涙!涙!のお別れでした。
親会社”クラシックボエジャー社”のその後
既報の現在建造中の72,000総トン1,900名乗りの新造船の1番船はすでに40%が完成した状態で建造が中止されました。そしてこのプロジェクトのせいもあってか米国では造船所の整理統合を議会で審議されています。
この2隻の建造を継続するかどうかは補助金を出して米国のリットン造船所で米国人によって半世紀ぶりに建造されてきたことから もはや政治問題になってきているようです。