6月11日朝早くには霧が立て込んでいたが、朝食が済んだ頃から、トロンハイムフィヨルドに入った頃から、晴れてきて10時着岸の頃にはすっかり晴れ渡っていた。久しぶりのトロンハイムである。この前ここで1泊したことも思い出して、そのあたりをもう一度歩いてみたいと思った。11時頃久しぶりの波止場に降りたって、4年前に歩いた道を自信を持って歩くと古い教会では日曜のミサが済んだところらしく民族衣装を纏った人々がいて写真を撮った。
コスタアトランチカで行くノルウエーフイヨルドクルーズ
6月12日オンダルスネスについたのは午前8時朝食を早く済ませて集合場所にゆく。皆は、これが最後のツアーだと残念がっていた。
ツアーの番号は1番で早速テンダーボートで上陸しバスに乗り込んだ。
行き先はだいたい読んでいたが内容はつかめない。
しかし今日のツアーは海ではなく山の方で非常に珍しくまたすばらしい眺めであった。
6月13日6時30分ベルゲンに近づいたとき雨が降っていた。
これではウルリケンは期待できないので町の散策しかないと思った。ベルゲンには友人がいたが残念なことに今回は連絡が取れなかったのでやむを得ず、僕は一人でベルゲンの町に出た。
懐かしい町並みである。寿司屋やインフォメーションを確かめ思い出しながら復習のつもりで歩いたが、やはり家内を一緒に連れ出すつもりで船に戻った。
誘うと、ようやくその気になり天気もよくなりそうなので一緒に町に出た。
まずはインフォメーションへ行ってウルリケンのバスの切符を一人150クローネで買い、停留所で待ったがなかなか来ない。12時くらいにやっと来てケーブルの乗り場まで行った。
そこでほとんどの人が降りなかったので心配したが、ケーブルには山歩きに人がたくさん乗って頂上に上がった。一安心である、頂上では多少雲があったが、おおむねよく展望が出来た。
一緒に行ったみんなも満足していた。約2時間ほどでそのツアーは終わり、あとは町を歩きながら帰ると他の者たちはいうので、僕は一人で昔通った道などを歩いて思い出を新たにした。
それにしても、クルーズ船で再度この町を訪れるとは思っていなかった。
6月14日今日は忙しくなるだろう。7時半朝食にでてウエイターたちと歓談した。日本語の上手な人もいる。10時半からパパラッチで下船手続きの説明があるということで出かける。ほとんどは前もって聞いているとおりであり、あまり収穫はなかった。船長からナップザックを贈られた。昼は最後だということで2階の食堂で食べた。夕食も最後とあってまともに過ごしたが、食事がすむ頃乗組員達が来て残ったワインで乾杯し少し歓談した。その後まだサープライズがあるといってマネジャーが部屋にくるという。
部屋で待っていると船長からだといって航海の証明書をくれ、その上なくした帽子の代わりに新しい帽子とコスタアトランティカの模型を1つづつくれた。いよいよ明日は下船の日である。
6月15日船はアムステルダム運河に入る前に横風を受けて多少揺れたが、おおむね静かな航海でアムステルダムに帰港した。下船である。サービスデスクでパスポートを返してもらい、9時に集合し赤タググループの下船を待ちミニバスでホテルに向かった。
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