コメント : 最近のクルーズ船を使った映画の中でもピカ1の作品。何と言ってもシージャックされた豪華客船が止められずに港に突入して行くところなどは迫力満点、実際に自分が乗っているかと錯覚してしまいます。カリブ海クルーズの雰囲気も良く分かるので一見の価値があり。
あらすじ(その1)
あるカリブ海クルーズ中の豪華客船がこの船を設計した元社員にシージャックされて船は破壊されそうになります。この社員は自分が首にされたことを逆恨んでの犯行で船のことを熟知している彼はコンピューターシステムを乗っ取り自由自在に操っていきます。
そこに、丁度乗り合わせていたお客の一人がSWAT隊員のアレックスで犯人と対決していきます
あらすじの続き(その2)
犯人(ガイガーという男だが)彼はゴルフバックに隠して持込んだ手榴弾やゴルフボール型発煙装置を持って酔ったふりまでしてブリッジへ潜入します。
ガイガーは各所にゴルフボール型の発煙装置をセットしていて丁度パーティが始まると仕掛けた爆弾が爆破しボールから煙がと同時に犯人からこの船のシステムは乗っ取ったことそして爆弾もセット済みで15分の猶予を与えるからその間に乗客を非難させろとアナウンスが...。
製作/監督ヤン・デ・ボン
脚本ランダル・マコーミック
(1997年度作品)
映画”スピードU”で使われた豪華客船は右上の写真にあるシーボーンクルーズ社のシーボーンレジェンド号だったのです。
総トン数 |
全長 x 幅 |
旅客数 |
クルー数 |
速力 |
9,961 |
133.81m x 19.02m |
208名 |
150名 |
18ノット |
本船は
ノルウエイジャンロイヤルクルーズ社所有のクイーンオデッセイ号だったのをシーボーンクルーズが1996年に5,500万米ドルで買収したものです。また、本船の要目は以下の通りです
カーニバル、キュナードグループの一社シーボーンクルーズ社の保有する1万総トン型クルーズヨット3隻の内の1隻です建造は1992年ドイツで建造されました。姉妹船には1988年建造のシーボーンレプライデ号と1989年建造のシーボーンスピリッツ号がいます。これらの船は最高級のサービスを提供する豪華ヨットで士官はノルウェー、ホテル部門もヨーロッパ人と考えうる最高の組み合わせになっています。
映画名
あらすじの続き(その3)
乗客たちの多くは避難する一方迷子になった少女を救出に出かけたアレックス。そしてそこでやっとこれが事故ではなく本当にシージャック犯による攻撃と気づく。そして片手に犯人捜しをする途中で逆に犯人の罠にはまり捕まる羽目に・・・・。その間にも船はカリブ海のある島に向かって進んでいくその先には絶壁があった。なんとかそれだけは回避させようとするアニー達だが・・・最後に船は上の写真のように美しい桟橋に乗り上げていくのですがその迫力!!船の運命はそして二人の行くへは?
この企業に関連した話題
最大の保有船が売船に
”シーボーンサン”号:2002年の世界一周航海を最後に4月23日オランダアメリカラインに移籍され、そして改修工事の後6月3日には”プリセンダム”号として再デビューすることが決定されています