北欧で最も有名なフェリー運航企業の一社で5隻の大型カーフェリーとfast-ferry.comでも紹介されている1隻の高速フェリーを運行しています。中でもストックホルム−ヘルシンキ航路は2国の首都を結び毎夕両港を出港していることから昼間に観光後乗船出来て便利なのでよく日本人の北欧旅行プランでもよく利用されています。
美しく波の静かなバルト海をクルーズして翌朝9時半に到着ですから船内でもゆっくり出来ますので船旅名人もお勧めの航路です。
ターミナルへの行きかた
出港2時間前には乗船できますので早めにターミナルのチェックインカウンターに行き予約券と乗船券を引き換えるなどするほうがベターです。予約券と引き換えに部屋のキィ(紙製)が入ったフォルダーをもらえます。では、フインランドのヘルシンキとスエーデンのストックホルム両港のターミナルへの行き方を説明します。
部屋の紹介
今回もお勧めはバルコニー付きのコモドークラスキャビンです。部屋は広さ25平米もありバスタブ及びバルコニーが付いていますので快適そのものです。室内も1流のホテル並の設備が用意されていますので豪華そしてこの船にもコモドクラスには朝食が用意されています。
但し、料金は510ユーロですから約5万7千円と少し高めですが
運航スケジュール
ヘルシンキ、ストックホルム両港から毎日17:00出発で翌日09:30着となっています。また毎年5月中旬から9月中旬まで日本人スタッフが乗船していますから安心ですよ。
航海
夏場なら白夜に近いここ北欧では太陽が沈むのは夜の短い間だけですからいやと言うほどバルト海の景色を堪能できます。ただ少し単調ですが。でも船内にはカジノを始めとしてショー等もあり暇など有りません。勿論最上階デッキの屋内ジャクジーやプールで楽しむのもグッドです。
Silja Line
シリヤライン
総トン数 |
58,377 |
建造年 |
1990/91 |
造船所 |
クバーナー |
旅客数 |
2,670名 |
乗用車 |
450台 |
クルー |
264名 |
速力 |
21ノット |
全長 |
203.03m |
幅 |
31.5m |
シリヤセレナーデ号とシリヤシンフォニー号の要目
オリンピックターミナル(ヘルシンキ)
市内わずか1.5kmほどで港が見えるところまで行けば湾の右手に見えます。
ヘルシンキ駅からトラム(市電)で行く場合は3Bもしくは3Tに乗ればOKです。
空港からの場合は一旦駅までフインエアーのリムジンバスを利用すると30分ほどで着きますので便利です。タクシーだと20km以上ありますので少し高くついてしまいます。
バルタンターミナル(ストックホルム)
市内から少し離れていて分かりにくい場所に有りますから必ずストックホルム駅などからの専用バスのご利用をお勧めします。又飛行場からの方々はエアーポートリムジンで駅まで約40分ほどですからこれを利用するとよいでしょう。
コモドークラスキャビン
全長143mのプロムナード
シリヤラインに新しい船が2002年7月に加わります。
新しいフェリーの船名は”オペラ号”以前の船名はアルバトロス号でカリビアや極東に就航していたクルーズ船です。この船の以前がクルーズ客船だけあって可動式のグラスルーフ付プールもありますので冬場でもOK。しかし航路はゴットランド島及びタリン航路となっています。
また、季節によってはサンクトペテルブルグや他のバルト海都市へのクルーズプランもありそうです。
ところでニュース