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2002年8月23日(終値) 株価(終値)
カーニバルコープ US$26.39
ロイヤルカリビアンクルズ US$19.25
ロイヤルオリンピッククルーズ US$2.35
P & Oプリンセスクルーズ US$25.05
先週の
株価
週末の金曜日に利益確定の売りがでて反落したもののニューヨーク市場は比較的堅調でした。これを受けてクルーズ企業の株価も順調で、中でもカーニバルクルーズは26ドル台を回復し一時は追い越されていたプリンセスクル−ズを再度追い抜いて一位に返り咲いています。ただ、他の好調業種に比べて動きが少し重いのが気になります
その1:建造中のプロジェクトアメリカ船をノルエイジャンクルーズが購入
スタークルーズグループの新戦略
去年倒産したユナイテッドステーツラインが建造中だったプロジェクトアメリカの新造船は回航されてヨーロッパの造船所で継続建造される事が決定し2004年に完成予定だが、この船をスタークルーズ傘下のNCLが買収との情報が流れてきた。なぜって?それはNCLスター号のハワイ航路での問題に関係が。 (参照:特集記事−ノルエイジャンスター号の悩み。)
ハワイでの問題のまとめ

米国の法律では外国籍の船は必ず一旦海外の港へ行ってこないと周遊が出来ないことになっています。そこでNCLはキりバチ港でこの問題を解決しようとしたのですが24ノットの高速を誇る本船でも往復40時間も必要で大変。しかもそこが何もない島だとすると、つまり、ばかげているのですが方策がありませんでした。
そこで米国籍のプロジェクトアメリカを買えばこの問題が解決できるのです。(参照:2002.4クラシックボイジャー社その後のプロジェクトアメリカ)
    その2 : 4隻の新造船プラン

スタークルーズは先週、新造船の計画案を発表したが2隻は中国市場向け、そして残る2隻は北米向けとなることがわかった。これら4隻の新造船は6月ごろからうわさされていて現在、 ドイツのメイヤーベルフト、三菱重工業、そして韓国の三星重工業等と建造交渉中。
(参照 : 既報スタークルーズの中国進出6月9日及び6月21日)
スタークルーズの中国への窓口香港
異常気象
今年、カリブ海ではクルーズに影響を与える大型のハリケーンの発生がこれまでのところ一つも報告されていない。非常に幸なことなのですが、一方で、ヨーロッパは低気圧が黒海付近に居座りこの地域は洪水に見舞われクルーズにも大きな影響がでています。
この夏のカリブ海
ドナウ河とハンガリー
先週のブタペスト
8月24日のTV放送(4ch)
(ワンポイントコメンタリ−)

毎日放送で朝9時過ぎに内藤剛志のリアルタイムと言う番組で”豪華クルーズ”の紹介ビデオが放送されました。パシフイックビーナスで行く2泊3日、神戸港発屋久島への旅でしたがこのタイプの放映にしては船内中心の撮影で楽しク見させてもらいました。ただ、キャスターの内藤氏以下どなたもクルーズの経験が無いのにも係らずホーマルなドレスコードの船が良いとおっしゃっていたのが残念です。若い人たちに一人でも多く参加してもらうためには現在の流行であるフリークルージングが最適なのですが!、これって、クルーズが既に旅行の一つになっている米国等では当たり前のことになっているのですが!
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