2002年5月10日 |
株価(終値) |
カーニバルコープ(CCL) |
US$30.93 |
ロイヤルカリビアンクルズ(RCL) |
US$23.30 |
ロイヤルオリンピッククルーズ(ROCLF) |
US$2.21 |
POプリンセスクルーズ(POC) |
US$27.10 |
NY市場の低迷からするとクルーズ企業の株価は堅調と言える。先週の終値でもプリンセスなどは年初来高値近辺を維持し更なる高値を伺う状況である。ただ、ここに来て先割り予約料金が緩んでいて後発のロイヤルオリンピックなどは集客に苦労しそうな雰囲気。今後とも目が離せないのは動きが活発なプリンセスクルーズである。 |
プリンセスクルーズのすごいのは実は来年度のプランでアラスカクルーズ船の中で最も船齢の若い4隻を投入することで、これまでの77,000総トン型”サンプリンセス”号や”ドーンプリンセス”号の毎週月曜日バンクーバー発に加えて 現在フランスのアトランチック造船所で建造中の88,000総トンの新造船”コーラルプリンセス”号2002年12月竣工と”アイランドプリンセス”号2003年5月竣工も毎週土曜日出港プランで加わります。
これでプリンセス船隊はいずれの4隻も1,950名乗りの大型新船となるのです。
少し早そうですが既に来年度の予約アーリーブッキング(前割り)は開始されています。7日間クルーズで$799から、11日間では$1,499から5月6日から既に受付開始しています、そしてオプショナルツアーも5月18日から始まり2003年2月14日までの受付となっています。
5月1日アラスカクルーズ一番乗りは今年もやはりノルエイジャンクルーズでノルエイジャンスカイ号が13時ジュノウ港に入港しその大役を果たしました。続いて3日今度はノルエイジャンウインドが入港しました。年間通じての来船及び船客数はジュノウでは539隻680,000名を予定しています。
アラスカクルーズのナンバーワン
でも、来年度のグラシァベイ訪問のナンバーワンはどうやら自社保有のマッキンリー山プリンセスワイルダーロッジやデナリワイルダーロッジ宿泊プランなどを用意しているプリンセスクルーズになりそうです。プリンセスの2003年度のアラスカクルーズは5月10日から9月15日の間に70航海が予定されています。
なお、アラスカクルーズの起点港バンクーバー(カナダ)の今月の入港船スケジュールを今週の入港船のところで掲載していますので参照してください。