2002年10月18日(終値) |
株価(終値) |
カーニバルコープ |
US$24.58
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ロイヤルカリビアンクルズ |
US$18.97 |
ロイヤルオリンピッククルーズ |
US$1.959 |
P & Oプリンセスクルーズ |
US$28.06 |
先週、移転して大幅に反騰したニューヨーク市場ですが。クルーズ関連ではインドネシアでのテロによる爆発や米国航空会社大手の悪い決算が発表された上にロイヤルオリンピック社のオリンピアボィジャー号が座礁した(速報ニュースは以下参照)ニュースが流れ、改めてクルーズビジネスに対する危惧が蒸し代えされた格好となった。しっかりしていたのはP&Oプリンセスで最高値に止まった。 |
ベニス港の本船
ロイヤルオリンピッククル-ズのオリンピアボィジャー号がギリシャのパトモス島沖で10月8日他の小さな船との衝突を避けようとして座礁し船体に穴があきプロペラも損傷する事故が発生しました。
788名の乗船客と351名のクルー全員は無事でしたが事故直後の本船サイドからの情報が少なく一時は混乱しました。 その後、船主が手配した別の船M/Vエーゲ1号(
Aegean I)に船客は収容されたのですがここで問題が発生したのです。
つまり、全員を移動するのに結局24時間も掛かってしまった手際の悪さ、そしてこの船が32歳の高齢船で船室や設備などが余りにも違ったのです。これが船客に不満として残ってしまったのです。
本船の今後の予定は未定ですがこの事故に有った船客達への補償も今後に残ってしまいました。とにかく船客の多くは欧米人ですから大変です。
本船は、2000年建造のいまだ新造のクルーズ船で、大きさは24,391総トン、最大乗船客数は836名で最高速力28ノットは世界最速のクルーズ船の一つです。
左のルート地図に記載ありますようにギリシャのピレウス(アテネ)発の7日間エーゲ海クルーズを4月からこれまで行ってきたのですが。
今回の事故がどのように影響するのか、特にフライアンドクルーズで20%以上を占める米国人今後の影響が心配です
1999年他社に先駆けクルーズ船上でのインターネットを可能にしたノルエイジャンクルーズがノルエイジャンサン号で最初の無線LANでのインターネット交信が可能にしました。
ですから自分のラップトップ船に持ち込んで洋上からプール横に寝転んでネットサーフインが出来るのです。ただ1分40センと高いのが難点ですが。
いずれにしても、太平洋の真ん中からでもアラスカの海からでも船上の好きな場所からメールを送受信できるのですからオタクにはたまらないかも。でもクルーズではゆっくりと非日常生活を満喫してもらいたいのだけれど!とは船旅名人の嘆きでした。
でも、あの病気は治りませんからね。