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2002年10月11日(終値) 株価(終値)
カーニバルコープ US$24.47
ロイヤルカリビアンクルズ US$18.4
ロイヤルオリンピッククルーズ US$2.24
P & Oプリンセスクルーズ US$28.05
先週の
株価
先週、一瞬ひやっとするほど世界的同時株安が進行しましたが週末にかけて大幅にニューヨーク市場は戻しホットしました。クルーズ企業ではロイヤルカリビアンが9.26%オリンピックが11.44%と低価格のものほど金曜日の戻りは大きかったのが特徴ですでも、何と言っても合併OKのP&Oプリンセスが最高値に接近してきているのが目に付きます。
10月4日(金)ニューヨーク市場が閉まった後にFTC(Federal Trade Commission)はカーニバルとロイヤルカリビアン両社のP&Oプリンセスどちらとの合併でも承認すると発表した。
報告内容では消費者に影響を与えないとしている。
今回の決定で今後はプリンセスの株主の手に全てが、ゆだねられる事になりました!株主は有利なほうに傾きせり上げるかも?つまり株価は上昇?

また、翌日10月5日プリンセスとロイヤルカリビアン両社のCEOは決定を歓迎する一方で蜜月を強調している。ところでカーニバルの申し出価格は今のところ$54億ドル,一方のロイヤルカリビアン(RCCL)はプリンセス50.7% そして RCI 49.3%の割合となっているが。
FTCは両社にOK!
これまでの合併に関する駆け引きでカーニバルはロイヤルカリビアンより株主に有利な申し出を行っている。
一方の、ロイヤルカリビアンの方はこれまでの経営方針などでプリンセスの経営陣の心をつかんでいるようだが?
両社からモテモテの姫君プリンセスはポーカーフェースで着々と世界戦略を進めている。どうやらこの姫君が最もやり手の様子!
その1 クリスタルハーモニー号

U.S. State Department advisory for Americansは今年2度目のコロンビアのカルタへナへの寄港を見合わせ勧告これによってクリスタルハーモニーは秋から冬のパナマクルーズで港をプエルトリモンへ変更した。

その2 ハリケーン(台風)の影響

西カリブとメキシコ湾方面では寄港中止が相次いだ。
ハリケーン”リリ”(Lili)の影響でカーニバルクルーズのガルベストン発の”セレブレ−ション”号とニューオーリンズ発の”ホリディ”号は結局クルーズを短縮メキシコのコズメル寄港は中止、又ロイヤルカリビアンクルーズもルート変更を余儀なくされた。 
*船客スペースの80%は損傷した!*計画では5月31日引渡し予定fだったが今後の事は現時点では不明。*問い合わせで多いのは来年のアラスカクルーズでお大幅な遅れは必至。*早割りの購入者の場合、既に販売代理店にお金を支払っているケースもあり今後に問題、*三菱側から継続して本船を完成させることに合意したというニュースに驚き*長崎市消防局によると、焼失面積は東京ドームより広い延べ約5万1000平方メートルに及んでいて装飾品などは次のサファイアプリンセスの分を回したとしても何時完成?など、消費者サイドの声が多く情報は限定的。

       ところで、10月10日早々と船主との間で合意した内容は?
     *建造は継続し引渡し時期は後日決定
     *2004年2月28日までの船客予約は全てキャンセル。
これだけを聞くと、三菱サイドの思う通りに交渉が進んだように見えますが、上の記事でもお分かりの通り、このプリンセスというお姫様をたとえて言うなら両親はそれぞれ米、英国人、容姿はミスワールド、態度振る舞いは英国女王、頭脳はオックスブリッジですから

まあ!第一回目は相手を思いやる心の広さをアピールしたと考えるべきでしょう!


  交渉はこれからですよ三菱さん油断禁物!でもあの美貌と頭に勝てるかな?
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