2002年8月9日(終値) |
株価(終値) |
カーニバルコープ(CCL) |
US$US$24.95 |
ロイヤルカリビアンクルズ(RCL) |
US$US$18.49 |
ロイヤルオリンピッククルーズ(ROCLF) |
US$US$2.45 |
POプリンセスクルーズ(POC) |
US$US$24.08 |
ようやく反発した米国市場のではクルーズ関連株も同様に上昇。特に、これまで売られてきた銘柄に買い戻しが入った。しかし一方でPOプリンセスクルーズ(POC)の株価はこれまでの堅調さから逆にさがるなどまちまちの動きだった。この米国市場の動きが本格的な上昇につながるかどうかは未だに予断を許さない。今後とも動きに要注目。 |
災難続きのノルエイジャンクルーズ
55,451総トン, 1,266名乗りの ラインダム号 の 7日間のアラスカクルーズ参加者から200名もの病人が発生した。その患者93名からはウイルス感染が確認されたことから直ちに隔離をした上で次航はキャンセルされた。
ところで実は、前回のクルーズでも既に163名もの病人を出しながら船内消毒だけで出航させたことも分かり今回は送検された。
スタテンダム号が火災を起こしキャンセル
8月5日配電盤から小さな火災が起こり停電した本船はアラスカクルーズをキャンセルし乗船中の船客はバンクーバーで本船宿泊した後、自宅に戻るか陸上でのアラスカ旅行を続けるかの選択をせまられた。
8月7日カーニバルクルーズの”パラダイス号”から一人の船客が海にジャンプした。
本船の船員が7日間のカリブ海クルーズを終えマイアミ入港する前の本船上から一人の船客がライフジャケットを身につけて海に飛び込むのを目撃した。
本船からの連絡で警戒中のコーストガードのヘリコプターが彼を海から助け上げ収容したがその後の取調べで分かったことは、何と下船時の清算(船上で使った代金の支払い)出来ないと逃げ出したことが分かった。
一口メモ
今回の船客のしたことは勿論いけませんが最近のクルーズ船では乗船中での飲食(船への酒類の持ち込みは禁止のケースがほとんど)、写真、ゲーム、エステ、イクスカーション参加費に加えて一括して支払うチップ制も頭から1日10ドルプラスアルファなどと決められていたりして意外と下船時の支払いが高額になることもまれでは無いのです。ですから我々も要注意ですし同情の余地も!!
火災事故の顛末
旅客1,368名とクルー563名を乗せた本船は8月4日日曜日午後5時バンクーバーからアラスカのスワードに向けて出航した。そして7時にカナダビクトリアのコーストガードから米国コーストガードに通報が入り外洋タグが要請され月曜日の朝バンクーバーに引き帰ってきた。
そして当初は直ぐに修理予定で、客たちはその間NCLが用意したツアーに参加したりしたが修理に手間取ると分かり結局、この航海はキャンセルとなったのである。
今週に入ってから実はHAL2度目のキャンセルであった。