2004年・N06
5月の第3週のことですが2004年1月に就航後初めて本船で発生した急患のヘリコプターでの輸送がおこなわれました。
なぜ、これがニュースかといえばQM2には最新の医療設備とドクターたちが乗船していてほとんどあらゆる病気や症状にすばやく対応できるようになっているからなのです。
つまり、本船で対応が出来ない患者が発生する確立が非常に小さいからなのです
プレミアクルーズのオランダアメリカライン、というより日本ではアムステルダム号とかロッテルダム号の船主として有名ですが、このたび全船でダイニング時間を4つにすると発表し驚かせました。
それぞれの時間は 5:45 p.m., 6:15 p.m., 8:00 p.mそして8:30 p.mとなっています。しかも各テーブルのスチュワードがワンツーワンのサービスを提供するというのですからすごいですね!
ピナクルグリルは要予約の北太平洋料理レストランですが全船に設置が完了
また、スタテンダム号ではアメ二テイにバスロープ、ウエルカムフレッシュフルーツバスケット
、アイスバスケット、マッサージシャワーヘッドなどが加わり一層快適な船旅が過ごせるようになっていますがこのたび約2億3千万円をかけて既にザーンダム及びホレンダム号では使用されているユーロトップマットレスと綿のベッドリネンも2005年秋までには全船に採用することになっています。
三菱重工長崎造船所で建造中だったサファイアプリンセス号 が完成し命名式のおこなわれるシアトルに向け出港した。本船は火災を起こした元ダイヤモンドプリンセス号で現在アラスカクルーズに就航中のダイヤモンドプリンセス号は以前サファイアプリンセス号として建造されていた船で、船が火災で入れ替わったのです。
さて本船ですが米国へ向かう途中で燃料の補給や造船所の職員を降ろすこともあり、5月29日に横浜港大桟橋に初入港、お披露目がおこなわれました。この日は”飛鳥”も同時に入港していてクルーズフアンにはたまらないチャンスとなりました。
総トン数 |
116,000トン |
船籍 |
バミューダ |
全長 x 幅 |
290mx37.5m |
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最大搭載船客数 |
2,674名 |
クルー数 |
1,238名 |
三菱・長崎造船所の本船