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2003・N0.5
ロイヤルオリンピッククルーズ社名変更
昨年、既報通り当初この船社は、船名のはじめにオリンピックをつけていましiたが IOC (International Olympic Committee )からのクレームが入り現在はオリンピアXXXXXに変更していました。
そして今回企業名までも同様に変更を行うことになったのです。
船主は、オリンピアの方が響きが女性的でありクルーズ船にふさわしいからだと言ってる。しかしオリンピアは古代ギリシャのランドマーク的な世界遺産の場所でもあることから2004年のギリシャオリンピックにあわせて選んだのではないかとも言われているようだ。

トラブル3件
1.) インフイニテイ号・ポッド推進装置の故障

2月2日(日)発の11日間メキシコ・ハワイクルーズと13日ホノルル発の10日間メキシコ・ロスクルーズのキャンセルに続いてさらに2月23日サンデイエゴ発フォートローダーデールまでのパナマクルーズをキャンセルしました。
これにより本船の現場復帰は3月9日フォートローダーデール発サンデイエゴまでのパナマクルーズに延期。船主は予約客に連絡すると同時にカスタマー専用デスクを設けて対応しています。

2)ノウエイジャンスター号

本船もABBのアジポッドト推進システムのトランス故障で2航海減速を余儀なくされた。この結果ファニング島への寄港は中止となり代わりにハワイ島コナとヒロへ寄港と加えてマウイ島のラハイナへ寄港地を変更した。
3)アイランドプリンセスの引渡しが遅れます

7月にはバンクーバー発スオード間のアラスカクルーズでお目見え予定でしたが初めての航海はキャンセルされ7月12日に変更されました。影響は5月13日フォートローダーデール発ロスアンジェルスのパナマクルーズ、ロスアンジェルスからバンクーバーまでの3泊クルーズにも及びます。
予約済み客には全額の返還と2003年または2004年クルーズの優先乗船権が与えられます。 本船はコーラルプリンセスの姉妹船で88,000総トン船客1,970名でパナマ通過可能最大船型で80%の船室にはバルコニーが付いた新造船です。
今回のトラブルはポッド推進システムのスラストボールベアリングユニットの不具合が原因で、ドックに入り交換が必要とされている。 なお、この予約客には全額返金に加えて2004年3月31月までに出発する12日以内のクルーズの50%引き券が与えられた。
なお、上場しているロイヤルカリビアンクルーズの株価への悪影響は一株あたり $.03から $.04と予想されている。


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