2003年・N0.15
先週のバミューダクルーズはめちゃめちゃ
魔の9月5日(木)
九月は最もハリケーンの来る月としてバミューダの人達も用心はしていましたが過去半世紀間に経験したこともないハリケーン”ファビアン”がこの日に島を襲ったのです。その被害たるや、まだ新しく美しいフェアモントサザンプトンプリンセスホテルの屋根の一部を吹き飛ばしロビーや客室などの窓ガラスを割り天井から水が漏れてくる状況にまでなったのです。このため、宿泊客達は全員コンファレンスルームに集められ一夜を過ごす羽目になりました。また、飛行場とハミルトンを結ぶ道々も寸断されてしまい今、観光バミューダはその大きな被害から立ち直るために懸命に努力をしています。 以下は被害の様子写真。i
シーズンのハミルトン港
にぎやかなハミルトン港
で!!クルーズ船は、と言うと!!
これが大変
船客達は驚いたことと思います。だって、ニューヨークを出港してあのピンクの砂浜、白い屋根のかわいい家、フロントストリートでのショッピングがすべてパー!翌日、目が覚めてみれば見たことのある風景が窓の外に!!
セレブリテイクルーズのゼニス号、ホライゾン号、ノルエイジャンクルーズのノルエイジャンマジェステイ号、ロイヤルカリビアンクルーズのノルデイックエンブレス号のすべてがバミューダクルーズを中止しカナダニューファンランドクルーズへ変更されたのです。
このような場合もし自分が船客ならどうなるの
今回の場合、船客達の多くはニュヨークの本船チェックイン時になって、知らされたことから混乱しました。しかし、ハリケーンの場合航路変更されると船客にはキャンセルしても返金されません。ですから、あきらめて楽しむ以外に無かったのです。しかしものは考えようでカナダもグッドです。 あの、赤毛のアンで有名なプリンス・エドワード島シャーロットタウンへのフライトもハリファクスからならわずか約35分ですから大変便利ですし。多くのエキスカーション(オプショナルツアー)も用意されていますからこの季節のカナダ東岸も最高のクルーズ場所です。
現在、ロイヤルカリビアンクルーズ最大最新のセレナーデオブザシー号がニューヨークを母港にして出港していますのでニューヨークへ行かれる方には是非、お勧めのクルーズです。
ハリファックス
ハリファックス
セイントジョン
たいへんだ!次のハリケーン”イザベル”が北米東岸に接近中!
2003.9.15 Local Time