創業は1860年、当時はジェノアでオリーブ油を運んでいた船主が客船に進出したのが始まり。現在、11隻の大型クルーズ船を保有.メモリアルな船としてはCosta
Victoria”号が有り1998年に会社設立50周年記念で建造されています。また、2000年にはカーニバルクルーズのカーニバルスピリッツ号と船体共有化で”
Costa Atlantica”を初めて建造。つまり2隻は見かけはまったく異なるが姉妹船,と言うのも現在では
カーニバル傘下の企業となったからです。主たる運行区域は地中海に加えて カリブ海、,北欧,南米
へと拡大しています。
コスタアトランチカ号
船名 |
総トン数 |
全長x幅(m) |
建造造船所 |
年度 |
船客数 |
コスタアトランチカ |
82,000 |
292.5x32.2 |
クバーナー |
2000 |
2100 |
コスタメデイテラニア |
85,900 |
292.5x32.2 |
クバーナー |
2003 |
2114 |
コスタフォーツナ |
105,000 |
272x35.5 |
フインカンテアリ |
2003 |
2720 |
コスタマジカ |
105,000 |
272x35.5 |
フインカンテアリ |
2003 |
2720 |
コスタクルーズは、ヨーロッパ特に地中海におけるクルーズ会社のリーダーであり最大の船を運航している船主です。特徴はなんと言ってもイタリアンスタイルでカジュアルがモットー。愛嬌のあるクルーに明るい船内、食事からサービスまでがイタリアン風で、最近では日本人の乗船客も多く日本人コーディネーターも特定の船には乗船させるなど安心。この船社の場合はファミリーで乗っても十分に楽しめるのでイタリアに行くなら是非一度乗ってみることをお勧めします。
実際、毎年2,000人以上のの日本人が乗船していて非常に評判が良い。でも、是非、船と航路などをこのサイトでよく検討してからにして欲しい。と言うのも船によっては少し古かったりするからです。
上に掲載されていない所有船一覧
船名 建造年 改装年 総トン数 船客数
1.Costa Allegra 1969 1992 28430 820
2.Costa Classica 1991 - 52926 1,308
3.Costa Marina 1969 1990 25558 776
(注)改装工事後2002年春から北欧/地中海/カリブ航路でのドイツ語が通じるクルーズで有名
4.Costa Romantica 1993 - 53049 1,356
5.Costa Victoria 1996 - 75166 1,928
6.Tropicale 1982 1998 36674 1,022
(注)Carnival Cruise Linesから移籍し改装工事で1,056 室( 742 室がバルコニー付き)に変更
7.Costa Tropicale 1982 - 37,000 1,022
8.Westerdam:
(注) Holland America Lineから2002年春に移籍、改装後に地中海航路就航
コスタアレグラ号はサボナ港発
コスタクラシカ号はベニス発
コスタビクトリアもサボナ発
コスタヨーロッパ号はマデェイラにもよく寄港
カリブ海就航船との比較では部屋の広さが少し小さめですが明るいインテリア。問題はバスタブ付きが少ないこと、そして食事がどうしてもイタリア料理中心なのでクルーズ日数が長くなると少し日本人にはきついかも知れません。
また、カリブ海クルーズの場合、船によってはフォートローダーデール出港時間が19時で出港の風景が見えなかったり、セイントトーマスで沖停泊になったりサンファンの入港が16:00で出港が深夜だったりしますので十分に確認してから予約をしてください。
コスタクルーズの船を捜すのは簡単です。白い船体に黄色の煙突そこに黒字でCのが描かれていて遠くからでも目立っています。
アトランチカクラスには全てプールスライダーが装備されていて子供達にも非常に人気があります。
また、ドミニカのカサデカンポにはコスタクルーズが作ったバースがあり優先的に使用できるため南カリブクルーズでの寄港地が増えています。ただ、停泊時間は短いのですが。