セレブリティ−クル−ズ
商品名 RCCL/Celebrity
Cruises
2000年に就航したセレブリティ−クル−ズ7隻目の新造船です。船尾に赤字でGAS TURBINEと書かれているのはジャンボジェット機と同じガスタービンエンジンがこの客船に使われているからです。90,228総トンで全長294mと大きいですが幅は32mとパナマ運河を通行できるように設計されています。また、アジポッド推進システムの採用でも初めての船でした。
ロイヤルカリブグループ |
|
|
|
|
保有隻数 |
ベッド数 |
合計総トン数 |
セレブリテイクルーズ |
9 |
15,815 |
681,004 |
ロイヤルカリビアンクルーズ |
19 |
43,167 |
1,666,103 |
合計隻数 |
28 |
58,982 |
2,347,107 |
ロイヤルカリビアンクルーズ傘下の船主で平成16年現在の保有船腹は以下の表の通りとなっていてカリブ海とアラスカクルーズを中心に運航しています。この企業自体は設立後まだ10年ちょっとと若いのですがちょっとリッチで斬新なアイデアや技術を採用することで根強いサポーターつまりファンを既に多く勝ち得ているのです。
船名 |
旅客数 |
建造年度 |
Constellation |
1,900 |
2002 |
Summit |
1,950 |
2001 |
Infinity |
1,950 |
2001 |
Millennium |
1,950 |
2000 |
Mercury |
1,870 |
1997 |
Galaxy |
1,870 |
1996 |
1990年建造の4万6千総トン型ホライゾン号と1992年建造の4万7千総トン型ゼニス号が最初の新造船でその後1995年には7万総トン型のセンチュリーそして5千76,000総トンタイプのギャラクシー号とマーキュリー号を1996年と1997年に建造した。
そしてこの船達の成功で1隻の船価約450億円と巨額な9万総トン型ミレニアム号を2000年に建造したのです。現在では姉妹船サミット号とインフィニテイ号を加え合計9隻、1隻当りの平均トン数は約7万6千トンと巨大船を運航する船社となりました
”コンステレーション”号、写真左は2002年5月12日完成後、西地中海、北欧クルーズに就航し冬場はカリブ海のサンファンを基地に南カリブクルーズを行っています。
要目:91,000総トン 全長:294m、旅客1,965 名乗り 24ノットリベリア籍
セレブリテイクルーズも他社同様、ヨーロッパから米国市場に中心をおいて運航しています。
これにはあの有名な1950名乗りの”ミレニアム”号や北欧のバルチックや地中海クルーズが予定されていた1870名乗りの”マーキュリー”号も含まれていて米国地方都市発のクルーズは一挙に拡大しました。
”マーキュリー”号はすでに北米でもおなじみの1950名乗りの”サミット”号及び”インフイニティ”号にセレブリテイクルーズ3隻目の船としてアラスカクルーズに加わっています。
”ギャラクシー”号はボルチモア発の10−11日間カリブ海クルーズに就航しています。しかもボルチモアは米国北東部を中心にした5千万人口を抱えていて非常に有望視されているのです。
また、マイアミ発金曜日夜10時のクルーズも開始し、これによって米国各地からの乗船客が一泊することなく接続乗船が出来大変便利になると考えられています。
マーキュリー号
サミット号
他の最新ニュース
2004年完成予定船を含む