船社紹介コーナー

カーニバルクル−ズ

2003年プリンセスクルーズとの合併を成功させたカーニバルはまさしく世界最大のクルーズ船社となり2004年末までに就航の船腹量は以下の表の通り巨大。傘下企業にはコスタクルーズ、オランダアメリカライン、そしてキュナードラインなどがいて、もはや誰も近づけないダントツのクルーズジャイアンツです。
最近の新造船
カーニバルグループ 保有隻数 ベッド数 合計総トン数
カーニバルクルーズ 21 47,582 1,678,783
プリンセスクルーズ 13 27,440 1,140,911
オランダアメリカライン 13 18,727 754,769
コスタクルーズ 8 12,456 386,649
キュナードライングループ 6 5,687 274,930
ウインドスタークルーズ 4 752 30,795
合計隻数 46 62,257 2,254,640
鯨の背びれような煙突がカーニバルの特徴
センセーション
イマジネーション
船名 船客数 建造年度
カーニバルベイラー 3,000 2004
カーニバルミラクル 2,124 2004
カーニバルグローリー 3,000 2003
カーニバルコンクエスト 3,000 2002
カーニバルレジェンド 2,100 2002
カーニバルプライデ 2,124 2001
カーニバルスピリット 2,124 2001
カーニバルビクトリー 2,758 2000
カーニバルトライアンフ 2,758 1999
パラダイス 2,040 1998
船名 総トン数 全長 速力 旅客数 クルー
カーニバルベイラー 109,500 35.5m 290m 21ノット 3,700名 1,487名
カーニバルデステニー 101,353 35.42m 273m 21ノット 2,642名 1,070名
カーニバルプライデ 88,500 32.37m 294m 22ノット 2,680名 961名
”カーニバルコンクエス”号は”カーニバル最大船型の船として2002年に登場しその後姉妹船としてカーニバルグローリー号(2003年完成)そして2004年完成のカーニバルベイラー号がいます。
ところで、カーニバルクルーズで最初に10万トンを超えた船は”カーニバルデステニー”号(1996年11月就航)で101,000総トンでした。
この比較表を見て”なるほど”とうなずかれた方々は十分クルー名人になることが出来ます。まず、カーニバルプライデ号は幅が32.37mですからパナマ運河を通行することを念頭に置いて建造されています。
次に船は大きいのに旅客数は少なくクルー数は多いカーニバルデステニー号の方が豪華クルーズ船であることが数字から予測出来るのです。

また、最も新しいカーニバルベイラー号は明らかに搭載可能船客数を最大化した船、言い換えれば最も船客一人当たりの運航経費を抑えることが出来る効率の良い船といえます。
船の要目、つまり上の表にあるような仕様を比較することで船のグレードや豪華さそして価格的にお徳かどうかを見極めることも大切です。勿論新造船はなんといってもきれいですし目新しい設備や装置がついていたりして満足度は高くなります。
代表的な船の比較
左のカーニバルコンクエスト号はニューオーリンズを基点とした8日間のカリブ海クルーズをおこなっていますが。就航した当時は最新鋭の大型船を米国の地方都市母港として運航すると言うのは初めてで驚きをもって迎えられたものです。

でも、現在では他社ロイヤルカリビアンクルーズのグランヂュアーオブザシー号やNCLのノルエイジャンドリーム号などもニューオーリンズを中心に運航されていて、ここでもカーニバルクルーズ社の先見性が見られます。
最新ニュース

20004年2月9日にカーニバルミラクル号の引渡しがクバーナーマサ造船所でおこなわれました。建造費 375億円の本船は最大搭載船客数 2,124名でカーニバル20隻目の船になります。
カーニバルスピリッツ号、プライデ号、レジェンド号とは4隻姉妹船でフロリダのジャクソンビルにて2月27日に命名された後、ここを基点に4月17日までは3泊、5泊そして6泊のカリブクルーズをおこないその後バルチモア及びニューヨーク発の7日間カリブクルーズに就航し、そしてさらにその後はタンパを母港にした7泊のカリブクルーズを11月7日までおこなうなど多忙さもミラクルです。
また、1,062室がバルコニー付きだったり24時間のピザショップなど話題も豊富です。
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